falの地図
お金の考え方
1枚5円、5秒30円。成功した分だけ払う仕組みと、使いすぎない型
fal を安心して使えるかどうかは、1枚いくら・1秒いくらの感覚があるかで決まります。この章では、実際の明細を見ながらその感覚を作ります。金額はすべて著者の利用明細で確認したものです。
この章でわかること
- 画像1枚・動画1秒の値段と、この本を一周したときの合計
- 前払い(クレジット)の仕組みと、失敗したときに課金されるかどうか
- 使いすぎない人がやっている、たった2つの習慣
値段の早見表
この本で使う3つの店の値段です。ドル建てなので、1ドル150円で円に直しています。
| 何を | 店(モデル) | 単価 | 円の目安 |
|---|---|---|---|
| キャラクターの絵 1枚 | nano-banana-2-lite | 約0.03ドル | 約5円 |
| 文字入りの1枚 | GPT Image 2(medium) | 0.061ドル | 約9円 |
| 動画 1秒(768P) | H3 Max Turbo | 0.04ドル | 約6円 |
| 動画 5秒 | 同上 | 0.20ドル | 約30円 |
| 動画 10秒 | 同上 | 0.40ドル | 約60円 |
この本を最初から最後まで一周すると、画像が10枚ほど、動画が5秒のものを5本ほど。合計で200円前後です。著者がこの本の素材を全部作ったときは、失敗作を含めて300円ほどでした。
前払いで10ドル、減った分だけ払う
fal は、先にクレジットを入れておく方式です。最低額は10ドル(約1,500円)。この本を一周しても8割以上は残ります。残りは消えないので、次に作りたくなったときにそのまま使えます。
大事なことがひとつ。課金されるのは、成功した生成だけです。サーバー側のエラーで止まったり、順番待ちで失敗したりした分は引かれません。安心して試してください。
クレジット(くれじっと)
fal に前払いで入れておくお金のことです。1枚作るごと、1秒作るごとに、ここから減ります。残高は fal の画面の左上にいつも出ています。
「自動チャージ」は最初は切っておく
設定画面に「残高が減ったら自動で足す」という項目(Auto top-up)があります。最初は切ったままにしてください。10ドルを使い切ったら止まる、という状態のほうが、金額の感覚を作るには向いています。毎月使うようになってから入れれば十分です。
使いすぎない人の2つの習慣
従量課金で怖いのは「気づいたら使っていた」です。この本では、それを防ぐ習慣を2つだけ入れます。どちらも第14章でくわしく扱いますが、先に名前だけ覚えてください。
「画像2枚と動画1本で約40円」と、注文係に先に言わせます。金額を見てから頼みます
日付・何を・何回・いくら。この本の依頼文には、台帳に書く指示が最初から入っています
高い工程は1回だけ通す
表を見ると分かるとおり、画像は5円、動画は30円です。6倍の差があります。だからこの本の型は、安い画像の段階で納得いくまで直し、高い動画は1回で通すです。動画を何度も作り直している人は、たいてい止め絵の検収を飛ばしています。
持ち帰り
値段は変わります。この本の金額は、ページ下部の「最終確認日」の時点のものです。作る前に fal の画面で単価を見る癖がつけば、値上げされても値下げされても困りません。
この章のまとめ
画像5円、動画1秒6円。前払い10ドルで、成功した分だけ減る。見積もりと台帳は注文係に任せる。次の章では、その注文係にどう頼むかを説明します。
章末チェックリスト
お金の感覚ができました。第04章で、注文係の Claude に頼む形を説明します。