falの地図
画像・動画・音の窓口
モデルは店。役割ごとに使う店を決めておく
fal には何百というモデル(店)が並んでいます。全部見る必要はありません。この本では役割ごとに店を1つずつ、合計3つに決めてあります。この章はその3つの紹介です。
この章でわかること
- この本で使う3つのモデルと、それぞれの役割
- 「文字が主役の1枚」だけ店を変える理由
- 動画は「1枚の画像を動かす」やり方しか使わない、という決め方
役割ごとに店を決める
店選びで迷うのがいちばん時間を食います。だから先に決めておきます。著者が実際に使い比べて、この3つに落ち着きました。
- 1キャラクターの絵nano-banana-2-lite1枚 約5円・4秒。同じ子でポーズ替えもこの店
- 2文字入りの1枚GPT Image 21枚 約9円・40秒。日本語の文字を正確に描ける
- 3動かす・しゃべらせるH3 Max Turbo1秒 約6円。5秒で約30円。1枚の画像を動画にする
キャラクターの絵は、安くて速い店
ペンキチを描いたのがこの店です。1枚4秒、約5円。安いので、気に入るまで何枚も出せます。もうひとつ大事な仕事があって、「この絵と同じ子で、ポーズだけ変えて」という頼み方ができます(第7章)。マスコットを増やしていくときの主力です。
文字が主役の1枚だけ、店を変える
サムネイルのように文字が主役の画像は、GPT Image 2 に頼みます。値段は倍近く、時間も10倍かかりますが、日本語の文字を一字も違えずに描けるのがこの店だけだからです。
実際に同じ注文を両方の店に出した結果を、第11章に載せています。安い店は文字は書けるものの、段組みや配色の指示が抜け落ちました。店の得意分野は、こうして実物で確かめて決めています。
動画は「1枚の画像を動かす」だけ
動画の店は、文章だけから動画を作ることもできます。でもこの本では使いません。先に止め絵を作って検収し、それを動かすやり方だけにします。理由は2つです。
- 止め絵の段階で顔や構図を確認できる。動画になってから「顔が違う」と気づくと、お金も時間も無駄になります
- 止め絵は約5円、動画は約30円。安い工程で試行錯誤して、高い工程は1回で通すのが、使いすぎない人の型です
image-to-video(いめーじつーびでお)
1枚の画像を渡して、それが動く動画を作ることです。この本の動画は全部これです。渡した画像の縦横比がそのまま動画の縦横比になるので、縦動画がほしいときは、縦長の止め絵を先に作ります。
解像度は「768P」で固定
動画の店には、きめ細かさ(解像度)の選択肢があります。この本では768Pで固定します。スマホで見る縦動画にはこれで十分で、料金も手頃です。上の解像度は、テレビや大画面で流す予定ができてから考えれば間に合います。
他の店もある、ということだけ
fal には、声を作る店、効果音を作る店、音楽を作る店、立体のフィギュアを作る店もあります。この本では扱いません。この本の目的は「自分のマスコットが動いてしゃべる」までで、そこには上の3つで足ります。声は動画の店が一緒に作ってくれます(第8章で分かります)。
持ち帰り
新しいモデルは毎月のように出ます。全部追いかける必要はありません。「役割ごとに店を1つ決めて、実物で確かめてから乗り換える」という決め方だけ持ち帰ってください。この本の3つも、著者がそうやって決めたものです。
この章のまとめ
絵は nano-banana-2-lite、文字入りは GPT Image 2、動画は H3 Max Turbo。動画は止め絵を動かすやり方だけ。次の章は、お金の話です。
章末チェックリスト
店が決まりました。第03章で、1枚いくら・1秒いくらの感覚を持ちます。