付録
頼み方のひな形集
書き換える場所つきの依頼文集
この本で使った依頼文を、書き換える場所を【 】で示してまとめました。
本文の章を読み返さなくても、ここからコピーして使えます。
どのひな形も、最初の「共通の前置き」と合わせて使うのが前提です。
鍵の場所(fal_key.txt)は、前置きに入っています。
最後の節は、本編に入れなかった応用の「無音の待機ループ」です。
この章の内容(9節)
共通の前置き
新しい会話を始めたときや、Claude が鍵の場所を忘れているときに、最初に送る一文です。
このフォルダで fal を使います。鍵は fal_key.txt にあります。中身は表示しないでください。決まりは rules.md のとおりです。生成前に見積もりを言い、生成後は ledger.md に1行足してください。
マスコットの候補(第4章)
fal の google/nano-banana-2-lite に、マスコットの候補を頼みます。次の4点を英語の指示に直して、正方形で3枚出し、mascot_a.png / mascot_b.png / mascot_c.png として保存して、並べて見せてください。 【被写体】【動物や人の種類。体型。持ち物。色】 【画風】やわらかい3DCG風。フィギュアのような質感。 【構図】全身。正面向き。真ん中に1体。背景は真っ白。 【禁止事項】文字・ロゴ・透かし・署名を入れない。他のキャラクターや小物を足さない。
同じ子でポーズ替え(第5章)
base.png を参照画像として、fal の google/nano-banana-2-lite/edit にポーズ替えを頼みます。英語に直して送ってください。 1. 参照画像と全く同じデザインで。守る部位は character.md の全部。 2. 変えるのはポーズだけ:【新しいポーズ】。 3. 比率は【9:16/16:9/1:1】。全身を真ん中に。背景は真っ白。文字・透かし・他のキャラは入れない。 【ファイル名】.png として保存し、base.png と並べて見せてください。
しゃべらせる(第6章・第10章)
【元の画像のファイル名】を fal の minimax/h3-max-turbo/image-to-video に渡して、【5/8/10】秒・768P の動画を1本だけ作ってください。見積もりを言ってから進めてください。英語に直して送ってください。 1. カメラは固定。背景は白のまま。文字は出さない。 2. 最初のコマからもうしゃべっている状態で、口を言葉に合わせる。目は最後まで開けたまま。まばたきも細目もしない。 3. 台本(この読みのとおり・かなで):「【台本】」 4. 動き:0〜【 】秒で【動き1】。【 】〜【 】秒で【動き2】。最後の1秒で最初のポーズに戻る。 【ファイル名】.mp4 として保存し、1秒ごとのコマ画像と文字起こしで検品してください。
検品(第7章)
【動画のファイル名】を検品してください。fal は使いません。 1. 1秒ごとのコマを横に並べた画像を作って見せ、目が閉じているコマがあれば何秒目か教えてください。 2. 音声を文字起こしして、台本「【台本】」と一語ずつ比べ、違う箇所を教えてください。 3. 動画の長さと画面のサイズを教えてください。 判定は私がします。
字幕を乗せる(第8章)
【動画のファイル名】に字幕を焼き込んで、1080×1920 の縦動画に仕上げてください。fal は使いません。 1. 動画は切らずに中央に置き、余白は白。 2. 字幕は白い文字に黒い太めのフチ。Noto Sans JP の太字。文字の高さは72ピクセル。下から2割の高さに中央揃え。 3. 文言と秒数: 【0〜○秒】「【1行目】」 【○秒〜終わり】「【2行目】」 4. ffmpeg に drawtext が無い場合は、文字を透明な画像にしてから重ねてください。 【ファイル名】_final.mp4 として保存し、1秒ごとのコマ画像も見せてください。
文字入りサムネイル(第9章)
base.png を参照画像にして、fal の openai/gpt-image-2/edit に文字入りのサムネイルを1枚頼んでください。品質は medium、サイズは 1280×720。日本語のまま送って構いません。 【つくるもの】【用途】。横長。 【キャラクター】添付画像のキャラクターを、デザインを一切変えずに右側に大きく1体。ポーズは【 】。 【背景と配色】【色】のベタ塗り。添付画像の配色は使わない。 【文字】左側に3段。太いゴシック体。左揃え。 1段目(白い角丸の帯に【色】の文字):「【前置き】」 2段目(最大・【色】の文字に【色】の太いフチ・2行可):「【題】」 3段目(小さめ・白):「【補足】」 画像内に描いてよい文字は次の3つだけ:1)【前置き】 2)【題】 3)【補足】 これ以外の文字・記号・ロゴ・URL・日付・英単語・透かし・署名は一切描かない。一字一句正確に。日本語の誤字は禁止。 thumb_v1.png として保存し、文字の部分を拡大した画像も見せてください。
決まりを覚えさせる(第11章)
このフォルダで fal を使うときの決まりを rules.md に書いて、今後この決まりで動いてください。 1. 生成前に、モデル名・回数・料金の目安を先に言う。合計が1ドルを超えるときは私の返事を待つ。 2. 動画は必ず元の画像を先に見せ、私が「進めて」と言ってから作る。原則1回だけ。 3. 生成したら ledger.md に1行足す。 4. 失敗作は消さない。v1、v2 と番号をつけて残す。 5. fal の鍵の中身は、画面にもファイルにも書き出さない。
無音の待機ループと、ページへの埋め込み
講座のページや教科書に、マスコットをそっと置いておくための無音の待機ループです。
本編の第10章で作るSNS動画の応用で、しゃべらせずに小さく動かし、最後のコマを最初のコマにつなげます。
しゃべらせていません。
呼吸のようにわずかに上下し、マフラーの端が揺れ、首を少しかしげて戻る。
それだけです。
ページの隅に置いておくと、止まった絵よりも目に入ります。
- 1最初のコマbase.png のままの姿
- 2ごく小さく動く呼吸・揺れ・首かしげ
- 3最後のコマ最初のコマと同じ姿に戻る
- 最初のコマへ戻って、繰り返す
頼むときのポイントは2つです。
- 「しゃべらない。
動きは小さく」と書く。
大きく動くと、最初と最後がつながりません - 「最後のコマが最初のコマと同じになるように」と書く。
これがループの条件です
base.png を fal の minimax/h3-max-turbo/image-to-video に渡して、5秒・768P の無音の待機ループを1本作ってください。鍵は fal_key.txt。見積もり(約0.20ドル)を言ってから進めてください。 ・カメラ固定、背景白、文字なし。しゃべらない。口は閉じたまま。目は開けたまま。 ・動きはごく小さく:【体が呼吸のようにわずかに上下する/持ち物が風で軽く揺れる/首を数度かしげて戻る】。 ・最後のコマが最初のコマと同じになるようにして、繰り返し再生しても継ぎ目が見えないようにする。 できたら loop_v1.mp4 として保存してください。それから fal を使わずに、最初のコマと最後のコマの画像を取り出して、2枚の違いを数字(平均の画素差)で教えてください。差が小さいほど継ぎ目が見えません。ledger.md に1行足してください。
うまくいったか確認する
- loop_v1.mp4 を繰り返し再生して、つなぎ目で「カクッ」としない
- 最初と最後のコマの差が、平均で3以下(僕のペンキチは1.67でした)
- まばたきが1回入る程度なら、待機動作として自然
ページに埋め込む
Webページに置くなら、指定は音なし・自動再生・繰り返しの3つ。
Claude に「このループ動画を、音なしで自動再生・繰り返しでページに埋め込んで」と頼めば、その形で書いてくれます。
姉妹編の「公式サイトの教科書」の手順で公開すれば、あなたのマスコットが自分のページで動きます。
よくあるつまずき
- つなぎ目で位置がずれる
- 動きが大きすぎるのが原因です。
「動きはごく小さく」「最後は最初と同じ」を強めて、1本30円で出し直します。 - スマホで自動再生されない
音つきの動画は、スマホが自動再生を止めます。
「音なし(muted)」と「インライン再生(playsinline)」の2つの指定が必要です。
- ファイルが重くてページが遅い
- 5秒の768Pで2〜5MBです。
「ファイルを小さくして」と頼めば、画質を保ったまま半分ほどにできます。